The Ipcress File (1964) / 国際諜報局

『国際諜報局』(こくさいちょうほうきょく、The Ipcress File)は、1965年のイギリスのアクション映画。ストーリーはレン・デイトンが1961年に発表した小説『イプクレス・ファイル』が原作。「労働者階級の横着なサラリーマンスパイ」が、冷戦下の東西対立を背景に、敵の見えない錯綜した謀略に巻き込まれてゆくスパイ・サスペンスで、洗脳をストーリーに取り入れた点でもユニークな作品である。
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The Ipcress File (1964) / 国際諜報局のあらすじ

イギリス陸軍軍曹ハリー・パーマー(マイケル・ケイン)はベルリン駐留中、軍の物資横流し行為を働いていた厄介者。悪事露見で逮捕されたが、その抜け目のなさを英国国防省のロス大佐に見込まれ、懲役免除の代わりにスパイ活動を引き受けさせられた、わけありの男である。
原子力技術の権威ラドクリフ博士が何者かに誘拐される事件が起き、パーマーはダルビー少佐率いる秘密情報部に派遣されて行方を探すことになった。どうやら国際的な営利誘拐組織が、ラドクリフの身柄を東西両陣営に金次第で売り飛ばそうと目論んでいるらしい。捜査過程で「イプクレス(Ipcress)」なる意味不明の謎のワードが浮上する。
四苦八苦の末に誘拐組織とコンタクトを取り、多額の身代金でラドクリフを取り戻したパーマーたちだったが、この時射殺した怪しい人物はやはり誘拐組織を追っていたアメリカ中央情報局(CIA)の局員と判明。パーマーたちはCIAと険悪な状態に陥る。しかも救い出したラドクリフは洗脳によって精神を破壊されていた。
パーマーたちは誘拐組織を追求するため捜査を進めるが、続いてパーマーの同僚、CIAの工作員が立て続けに殺害される。身辺の危機を悟ったパーマーは身を隠そうとするが敵手に落ち、過酷な洗脳措置にかけられることになる。

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