Duel (1971) / 激突!

運転中に追い抜いたトレーラーから執拗に追跡されるセールスマンの恐怖を描く。リチャード・マシスンの短編小説を映像化した、1971年製作のアメリカ合衆国のテレビ映画。
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:デニス・ウィーバー
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Duel (1971) / 激突!のあらすじ

セールスマンであるデイヴィッド・マン(デニス・ウィーバー)は商談のため車でカリフォルニアへ向かう途中でハイウェイで走行スピードが遅い大型トレーラータンクローリーを追い越す。するとその直後大型トレーラーはマンの車を執拗に猛追してきた。

トレーラーは列車が通過中の踏切にマンの車を押し込もうとしたり、警察に通報するマンを電話ボックスごと跳ね飛ばそうとしたりするなど、マンは明確な殺意を感じ取る。マンは大型車の不利な峠道へ逃げるが、突如マンの車は白煙を吐き、オーバーヒートしてしまう。マンは出がけに立ち寄ったガソリンスタンドでラジエーターホースの劣化を指摘されていた。

大幅に馬力の落ちた車で逃げ切ることは難しいと悟ったマンは、巨大なトレーラーとの決闘を決意する。マンは向かってくるトレーラーに自らの車を対峙させると手提げトランクでアクセルペダルを固定し、トレーラーに向けて走らせた。正面衝突する直前にマンは転げるように車から飛び降り、無人となったマンの車はそのまま走り続け、遂にトレーラーと正面衝突。車のボンネットから火が噴いた。トレーラーはそのまま走り続けたが、トレーラーの運転士は崖に気付き慌ててブレーキを掛けたが間に合わず、マンの車諸共崖下へと転落。2台の車が捻じれ軋む音が咆哮の様に荒野に響く。トレーラーの運転席に血が零れ落ちていた事からトレーラーの運転士は死亡した模様。マンは崖から2台の車の残骸を見つめて助かった事に喜んだ。

どれほどの時間が経過したのか陽は沈もうとしていたが、マンは呆然と崖の縁に腰掛け、ただ2台の車の残骸を見つめていた。

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